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刺しゅうデザイナー 青木 和子さんのアトリエを訪ねて

手づくり作家さんめぐり

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クチュリエのロングセラー商品「摘みたてを集めた 花と木の実のサンプラー刺しゅうフレームの会」の刺しゅう図案が、1冊の本になりました!
この商品のデザインは、刺しゅうデザイナーであり、ガーデナーである青木 和子さん。今回は青木さんのアトリエにおじゃまして、刺しゅうへの思いやキットへのこだわり、そして今回の本のことなど、いろいろお話をおうかがいしました。

大好きなお庭の一角にある青木さんのアトリエ

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青木さんのアトリエにお伺いしたのは、11月下旬。前日、関東地方に初雪が降り、そんな季節外れの雪がまだ残るお庭の一角に、青木 和子さんのアトリエがありました。「あと数日早ければ、秋の花がまだ咲いていたのに」と残念そうにおっしゃられるものの、レンガの石畳、小さな池、門構えまで、ご家族の手を借りて自己流で作り上げてきたお庭は、それでも冬の情緒にあふれて素敵でした。

アイデアが広がるゆったりのんびりした時間

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毎日、玄関からお庭のお花を眺めながらアトリエヘ。天窓からたっぷり入る自然光をあかりに、陽のある間だけ刺しゅうをするのが青木さんのスタイル。刺しゅうをしたり、庭仕事をしたり、休憩したり。自然と、暮らしのリズムを大切にしたゆったりとした時間の中から、デザインは生まれます。最近では、スタンディングデスクをアトリエに入れて、立って刺しゅうをされているそうです。

このお庭とアトリエから生まれたロングセラー

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数多くの書籍や刺しゅうキットを手がけていらっしゃる青木さんにとっても、15年もの長い間続いている刺しゅうキットはこれだけ。「初心者さんがつまずくことなくすっと始められるもの、誰もが作れるものにしたかった。だから、同じ花でも、別の本のものとは違う刺し方や刺しやすい工夫をしています」と、青木さんはおっしゃいます。

同じお花でも表現を変えられる、刺しゅうの奥深さ

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「例えばミモザのように、このシリーズの中でも同じ花が度々登場しますが、表現を変えることで刺しゅうの奥深さを伝えています。フレンチノットステッチとビーズでナチュラルな表情に仕上げたり、スパイダーウェブローズステッチというユニークな技法で、ミモザのほわっとまるいお花を表現したり……」。

小さなことにこそ、ベストを尽くす

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「このキットがこんなにも長くみなさまに愛していただけたのは、初心者さんは初心者さんのベスト、経験者さんは経験者さんだからこそのクオリティー、その時々のベストを尽くすのにちょうどよい小ささとかわいらしさだったから。作り手である私たちも、その時々の最良のものを作ってきた自信があるんです」。

この刺しゅうデザインが生まれた過程は、今回出版された書籍『季節のお花で暮らしに彩りを 187の刺繍デザイン 青木 和子さんのお庭から』の中でも紹介しています。次回は、その書籍の裏話や楽しみ方をお伝えします。

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この記事に関するキーワード:刺しゅう,青木和子,図案,刺繍,

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