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すべてを手づくりするこだわりのパン屋さんを訪ねて

おとめのフランス日記

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ボンジュール! おとめです! クリスマスマーケットのため毎年訪れるスイスのモントルーの近くに、おとめの大好きなパン屋さんがあります。今回はこのパン屋さんをご紹介したいと思います!

ほかとはちょっと違う特別なパン屋さん

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パン屋さんなんて山ほどフランスにあるのに、なぜこのパン屋さん? と思われると思いますが、このパン屋さん、まずは立地が特別なんです。このパン屋さんはモントルーから標高約600m上ったところにある小さな村、「Chernex(シャルネー)」にあります。何が特別かというと、シャルネーの駅がパン屋さんなんです。つまり、小さな村のもともと駅構内だったところが改造されてパン屋さんになった、というヒストリー。

毎朝6時半からカフェ

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朝の8時に到着したおとめ。それでも早すぎはしません。毎朝6時半から朝食がとれるカフェスペースがあるのもこのパン屋さんの魅力なんです。おとめが朝食を食べにきたのは、冬時間で、まだ薄暗い時間帯。この電車に乗ってシャルネーで降りると、目の前がそのパン屋さん。

なんとホームに……

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つまり、ホームにあるパン屋さん、なんです。日本のように電車のホームにキヨスクがたくさんある、なんてことは稀ですので、こんな田舎の村のホームにパン屋さんがある、ということには驚きです。

すべてその場で手づくり

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おとめがこのパン屋さんの大ファンになったのは、オーナー兼パティシエ兼パン職人のパトリックと、その奥さま、クリスティーヌの人柄と熱意に惹かれてから。パトリックはパティシエとしての技術はもちろんのこと、すべてが手づくり、という最近では珍しい情熱の持ち主である職人さんなんです。なぜ最近では珍しいかというと、悲しいかな、フランスでもパン屋さんは徐々に工場で作られるようになっていて、特にクロワッサンなどは冷凍のものを解凍するパン屋さんも珍しくはない時代なんです。それに比べて、このパトリックは、クロワッサンやブリオッシュの生地作りから始まり、バゲットももちろんすべてその場で作られています。

パン屋さんがカフェスペースも営業しているのは珍しい

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おとめは朝食にクロワッサンとホットココアを注文。フランスではなかなかパン屋さんがカフェスペースも営業している、というスタイルは珍しいのですが、スイスでは定番の様。すべてが手づくりの貴重なクロワッサンと、ふわふわに泡立ったムース状のミルクに溶かして飲むココアは寒い冬には最高の朝食です。

スイスの名物タルト「サレ・ア・ラ・クレーム」

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ほかにおとめが試したのは左の写真のパン。重たくない手づくりのクリームとふわっとしたパンの組み合わせが最高の「サレ・ア・ラ・クレーム」。これはスイスの名物タルトだそう。 元々パティシエだったパトリックは、右の写真みたいなキッチュなサンタクロースサブレも作っています。子どもたちのクリスマスプレゼントにはぴったりですよね!

星付きレストランに出てきそうなオリジナル創作サンドイッチも

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お客さんは朝食を食べにくるだけではありません。昼食用のサンドイッチやキッシュなども朝出かける前に買っていきます。サンドイッチも、普通のサンドイッチとは格が違います! 例えば、「鴨肉とブルーベリージャムのサンドイッチ」とか、「タルタルサーモン(サーモンのユッケのようなもの)のサンドイッチ」とか。星付きレストランに出てきそうな、オリジナル創作サンドイッチなんです! キッシュも同様に、おかずキッシュと甘いキッシュがすべて手づくりで並んでいます。

作っているところを特別に見学

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この日は特別に作っているところを見せてもらいました! タルト生地に材料をのせているパトリック。作りたてほやほやのパン生地。その間にも焼かれている美味しそうなバゲットたち! 店内からちょうどガラス張りで工房が見られるようになっているのは、パトリックが「ちゃんとその場で作っているんだよ、と証明したいから!」とのこと。

毎日通いたくなるほど大好きに

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朝からすっかりお腹いっぱいになってお店を後にすると、すぐにホーム。家がぽつりぽつりとある、本当に田舎の村なんです。 近くに住んでいたら、毎日通ってしまうだろうなぁと惜しみながら、また来れる日を楽しみにお店の目の前から電車に乗って帰ったおとめでした!

この記事に関するキーワード:フランス,おとめ,南仏,スイス

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