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ハンガリーの人々の暮らしの中から生み出された美しい文化

手づくり作家さんめぐり

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前回、ハンガリー刺繍研究家の筒井はるみさんに、ハンガリーに息づく素朴であたたかな刺しゅうの世界をご紹介いただきました。引き続き今回は、ハンガリー刺しゅうとの出会いや暮らしの中から生み出される文化などについて、お話をおうかがいしていきます。

人々の生活に生きる「文化」にふれたかった

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ヴィオラを学ぶためにハンガリーに渡った筒井さん。「音楽においても舞台で演奏するだけではなく、生活の中に生きている音楽を求めていました。ハンガリーに留学したのもそのためです」。筒井さんは、ハンガリー刺しゅうを目にしたとき、これもまた人々の生活の中から生み出された文化であることを感じとられます。人々の息吹を感じたのだそうです。

「音楽」と「刺しゅう」の共通点に魅せられて

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ハンガリーでは、古い民謡がとだえてしまわないように、収集し残していくだけではなく、現代の音楽にその心を生かしています。「研究者たちが、生活の中から生まれたすべての文化をそのまま受け入れ、生活から切り離さなかった。だからこそ、音楽も刺しゅうも人々に大切にされ続けているのだなと思います」と筒井さん。

刺しゅうを通じて、素晴らしい出会いも

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ハンガリー刺しゅうの研究を続ける筒井さん。クロスステッチのベレグ刺しゅうで有名な町、ワーシャーロシュナメーニでは、元市長夫人と出会い感銘を受けられたそうです。「自ら刺しゅうを刺し続けられ、刺しゅう文化を守ってこられた方。素晴らしいなと感じました」。

素晴らしい伝統を絶やさないためにも、たくさんの人に広めたい

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ハンガリーの若い人たちは刺しゅうを素晴らしい文化とは思っているものの、現代の生活の中で製作の時間をとることがむずかしく、伝統を継承する担い手が少ないのが現状なのだそうです。「伝統を絶やさないためにも、たくさんの方に広く知ってもらいたい」。次回は、そんな筒井さんの思いが込められた商品についておうかがいしていきます。お楽しみに!

筒井はるみさんとクチュリエのコラボ商品「素朴でどこか懐かしい ハンガリー刺しゅうの布小物の会」では、日本では入手しにくい現地の糸を使って、本格的な仕上がりが楽しめます。ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事に関するキーワード:ハンガリー,刺しゅう,作家,カロチャ

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