マレー半島で築かれた華やかな「プラナカン」の世界へ
精巧で美しいビーズ刺しゅうやパステルカラーで彩られた建築やタイル。マレー半島に移り住んだセレブリティーたちが育んだ華やかなプラナカン文化に魅せられたビーズワーク作家、下山田 幸子さんにその魅力をおうかがいしました。
西洋文化と東洋文化の華麗なる融合
プラナカンとは、15世紀後半に中国からシンガポールやマレーシアに渡ってきた人々の子孫のことをいいます。貿易業などで黄金時代を築き、セレブリティーとして華やかな生活を送っていたプラナカンたちは、西洋と東洋をミックスさせた絢爛豪華な文化を生みだしました。
人々を惹きつけてやまない、繊細で艶やかな文化
装飾のほどこされた壮麗な屋敷に住み、艶やかな衣装をまとい、美しい手芸をたしなんだプラナカンたち。今もマレーシア最古の街マラッカやペナン、シンガポールを訪れると、現代の暮らしに色濃く残るプラナカン文化にふれることができます。
それを目にした瞬間、「作ってみたい!」と思った
下山田さんがプラナカンに出会ったのは、今から10年ほど前のことでした。旅行で訪れたシンガポールでビーズ刺しゅうのサンダルを見た瞬間「自分で作りたい!」と強く思ったそうです。さて、下山田さんがその後とった行動とは? プラナカンとのドラマティックな出会いの続きは、次回お話しますね。お楽しみに!
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