おとめ日記/モンブランの周りを山歩きVol.1
ボンジュール、“おとめ”です。
フランスはすっかり夏のバカンスの季節まっただ中!
都心部の交通機関はバカンスのための特別なスケジュールで営業中です。
お店は休みに入りつつあります……。
というわけで、フランスの手づくり情報や展示会の情報などもしばしお休み。
おとめもフランス人に負けじとバカンス情報をお届けします。
海はもちろん混み合うこの季節ですが、山も避暑地として大人気。
おとめは先日モンブランの周りの山々をハイキングしました。
(画像をクリックすると大きな写真が見られます)
夏だというのに前の日に雪が降ってしまうモンブラン付近の山々。
さすが4000m級の山脈は迫力があります。
一年中溶けない氷河もあり、自然のきびしさが目の前に迫ってきます。
ハイキングコースはさまざまで、1時間くらいのものから4時間くらいのものまで。
こんなに壮大な山の中に電車まで走ってるんです!
色が渋くてかっこいいなあと思いながら観ていたら、なんとこの電車100年続いているそうですよ。
おとめはアルピニストではないので(もちろん!)簡単なコースを選んでもくもくと歩いていきました。
すると、人の声がかすかに……。
「きのこがあるぞ!」
そして彼は森の中を必死に歩きながらきのこを探しています。
確かにきのこの季節は始まったばかりです。
もちろんおとめも探し始めました。
でも、一緒に歩いた山育ちの友人に言わせてみると、きのこがある場所は他の人には絶対に言ってはいけないそうです!
秘密の場所にしなくてはならないと。
もしもその場所を他の人に知られてしまったら、みんなが探して山中のきのこがなくなってしまうからだそうです。
でも、そう言われても知ってしまった今、探さずにはいられません。
森の中の光と陰の合間をぬって、目を凝らします。
あった!
きのこ、見つけました。
ちょこんと生えたきのこに光があたって、とってもきれいです。
これ、「girolle(ジロル)」と呼ばれるとっても美味しいきのこです。
日本語では「杏子茸」と呼ばれるらしく、確かに杏子の香りが漂う不思議なきのこなのです。
その後も少し探し続けたのですが、なんとなく先に見つけた人に悪い気がして、途中でやめてハイキングを続けました。
きのこは毒があるものも多いので、きのこの種類をよく知ること、どの山に行けばどのきのこが採れるかを知ることが大事だと友人は言っていました。
その近くにきのこ同様、始まったばかりのブルーベリー(仏語:myrtille(ミルティーユ))を見つけました。甘酸っぱくておいしい!
それから、野生いちごも見つけました。
よくフランスの山々や森の中で見かけるのですが、小さくてかわいい。そしてもちろんとってもおいしい!
こんな風に山歩きを続けていると目にもいやされるし、味覚的にも楽しめる、山の宝物がたくさんあります。
都会の喧噪から離れて、ふと自然の美しさにふれてみると、また手づくりのインスピレーションの元になったりもしますね。
フランス人はバカンスといえば田舎に行く、そして山が好きな人が多いように感じます。
山の中をマウンテンバイクで走ったり、家族でハイキングしたり、もちろんアルピニストのようなプロフェッショナルな人たちもいて、自然とふれ合う機会が多いフランス。
やっぱり夏はバカンスをたっぷりとるし、時間の流れがゆっくりしているからでしょうか……。
まだまだ続くおとめの山歩き、これからも少しずつつづっていこうと思います。



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