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かぎ針編みの質問にお答え/わから始める作り目

こんにちは、『クチュリエ』スタッフのカオリです。
引き続き、かぎ針編みの質問にお答えしましょう。

※実際の編み図やつなぎ方は、それぞれのキットにセットされている「作り方説明書」にそって編んでくださいね。ここでは、基本的なコトとちょっとしたコツを紹介していきます。
※これまでの「かぎ針編みの質問にお答え」はコチラ

これまでに何度かいただいていたご依頼です。

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埼玉県 yumiさま
「わ」から始める作り目に 、こま編みを編み入れるの動画がちょっと早すぎてわからないんですが……
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岡山県 ユキさま
基本の基本になってしまうのですが 糸を指にかけるところまではあっていると思うのです。 しかしその先のくさり編みが何度説明を見ても動画を見ても どうしてもうまくいかず、繰り返すうちに左手の指はぷるぷるしてきてしまうわで早くも挫折しそうです。
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神奈川県 ぶきっちょさま
解説を読みながら、なおかつ動画をみながらやってみたのですが、最初の編み始めの段階からうまくいきません。 どうしてもゆるんでしまい、ひっかけることもできません。 なんとかひっかけることができても輪の中に引き抜く際にひっかかったり輪が前後に動いてしまって引き抜けません。動画を見ている限り、どこの部分をどう押さえている……という感じにも見えなく、簡単にできているように見えます。
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度々いただくメッセージの、「わ」から始める作り目が上手くできませんという内容です。
かぎ針編みでは、この、「わ」から始める作り目は大切な基本がつまっていますし、はじめてさんにとっては編み始める時の最初の難関になっているようです。

逆に言えば、「わ」から始める作り目ができれば、かぎ針編みの半分は理解したも同然かも!?(ちょっと言いすぎですね☆)
だからこそ、何度もチャレンジしてコツをつかんで欲しい!というのが正直なところです。

ちなみにかぎ針編みの基本は、以前から動画でも紹介しているのですが、指やカメラ位置で見えなくなってしまう部分が多いことと、ゆっくりスローにすると実際は(糸が引き抜けずに)編めないので、今回はより詳細にイラストで紹介してみようと思います。
まずはじっくりイラスト通りにやってみて、その後に動画を見ていただいた方が分かりやすいかもしれませんね。
※今回の解説イラストは、コレクションの「はじめてさんとこまったさんのかぎ針編み きほんのきレッスンの会」から引用しています。

編み物上達の秘訣は、「考えるよりも、慣れろ!」です、お手元に毛糸とかぎ針はありますか?

では実際にやってみましょう。

今回、編んでみるのは「わ」から始める作り目、「こま編み8目」のパターンです。(実際はそれぞれの作品によって異なりますが、今回のパターンが基本だと思っていただいて大丈夫です)

これが、今回編む、編み図。
(画像をクリックすると大きな写真が見られます)

01_5

では、実際に編みますよ。

02_3
03_3

しっかりイラストを見て、同じ状態に糸を持ってくださいね。
チェックするポイントは「わ」の向き。左手側に毛糸玉があって、右端に糸端がある設定です。時々糸が反対巻きになっている方を見かけますよ。
手が入った写真もあわせて見てくださいね。この時、どの手で「わ」をもっているかと言うと、「左手の中指と親指」そして「左手の薬指」もちょっとお手伝いしています。その3本の指で、二重になっている「わ」と「糸端」の両方を持っています。(これはわたし個人の持ちやすい感覚なので、違っていても大丈夫です)

まずは上のイラストの要領で、1回糸を引き出しましょう。

そしてもう1度引き出すと、下のイラストのようになります。
04

イラストでは「立ち上がりのくさり編み」の部分を赤く表示していますが、実際はもっとだらっと垂れていてはっきりと見えない場合が多いと思います。何となく、毛糸がかかっているような感じでOKです。

さて、次は「こま編み」を編んでみましょう。
編み図もそえているので、今どこを編んでいるのかも分かります。

05

そう、もう1度「わ」のなかから引き出すんですね。一番右端のイラストの状態になればOK。

06
今度は「わ」の中からではなく、そのままで針に糸をかけて針を全部引き出してしまいます。
07

これで「こま編み」1目。
「こま編み」という編み方は上の2の1)~4)までを呼びます。あとはくり返していきますよ。

08


はじめてさんに多いのが、「あっ何回編んだか分からなくなっちゃった!!」と言うもの。編み方に集中してしまってなかなか落ち着いて数えられません。ゆっくり落ち着いて編めば、できるはずなのでがんばって!
ここなら何度失敗して編みなおしても、大丈夫。「あれ~?ちょっと違うぞ?」と思ったら、一旦ほどいて最初からやり直してみるのもひとつの手です。
やり直そうとほどく時、スルスルとほどければ正解(最後に小さな結び目ができるのはOK)、逆にどこか引っかかって大きな結び目ができてしまうようなら、どこか間違っていた可能性があります。ここは落ち着いて何度かやってみてくださいね。

さて、ちゃんと編めたら「わ」を引きしめていきましょう。

09

実際はもっともっと「わ」の大きい方もいらっしゃると思います。わたしは個人的にはイラストよりも「わ」を結構大きめに作るほうですね。イラストとは似ても似つかない、だらーっとした編み地になっていることもありますが、同じ要領で進めていきましょう。
糸端を少し引きますが、この時かぎ針は一旦外してもOKです。目が落ちて(ほどけて)しまわないように、針を入れていたわを大きく伸ばしておきましょう。

そっと糸端を引いた時に、糸がどう動くかを見るポイントがありますよ。

10_2

そうなんです、さっき糸端を引いた時には、最初に「わ」を作った糸の2本(イラストではAとB)のうち、どちらが動くかを、見ておいて欲しかったんです。構造的に言うと、糸端はぐるぐるとうず巻きのようにAともBともつながっているはずですが、糸端に近い方がどちらかを探し当てるための作業だったんですね。
最初に糸端を引いた時に動いた方をAとすれば、

次に「Aを引っ張って、Bを引きしめます。」

11

この時、Aを引っ張ると糸端がスルスルと抜けそうになることがありますが、それは間違い。
同じAを引っ張ることでも、「わ」になっているもう1本のBがしまってくる方にAを引きしめてくださいね。

Bがギュウギュウに引っ張られて見えなくなってしまったら、

12

最後に糸端を引いて見ましょう。これで8目編んだ「こま編み」がちいさな丸いモチーフに仕上がったのではないでしょうか。あまりの小ささとクチュっとなった感じに戸惑うかもしれませんが、それでOK!大丈夫です。
「わ」から始める作り目も、あと1目で完成します。

最後に引き抜き編みです、

13

さてココもなかなか難しいポイントですね。
もう悲鳴が聞こえてきました、「イラストの赤い「目の頭」がどこか分かりません!」。分からないですよね、実際は小さいし、毛糸でモジャモジャしているし・・・でもここはしっかり落ち着いてイラストと実物とをじっくり眺めてみてください。大丈夫、目の頭がぐるっと輪の状態に8個あるのが分かりますか?

「7個に見えるんだけど……」、また声が聞こえてきました(笑)

見えますね~7個に見えます。編みなれた私にも実際は「7個しかない!」と思うことが多いんです。
その理由のほとんどは、「わ」をぎゅうぎゅうと引きしぼったことで、最初の1目が「わ」の中心に引き込まれて見えなくなってしまっているんですね。

ムギュッとイラストの赤い部分にあたる目に、針を入れてください。

※ここで「どうしても上手くできない!」という場合は4の工程で「わ」を引き絞る時に、ちょっとあまく引き絞ってみるのもひとつの手ではあります。真ん中の「わ」がゆるいと、最初の1目めのこま編みも見やすくなります。(ただし、きれいな「わ」にならないことが多いので後でしっかりと糸端を引いておきましょう)

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そうして、糸をかけて、引き抜いてしまいましょう。

15 

できあがりです!!これが、最初の難関「わ」から始める作り目です。

もちろん、これだけでは小さな丸ができただけなんですが、この基本でつまずいてしまう方が本当に多いんですね。まずは太いウールの毛糸(色は白や黄色などうすい方が見やすい)などで何度か練習することをおすすめします。さて、これを何度かやってみてから、こちらの動画を見てみましょう。

かぎ針の基本動画はコチラ

ご理解いただけましたでしょうか。

そしてクチュリエでは、今回解説したような「基本の中のきほん!」をみんなで体験してみようというイベントを予定しています。
くわしくは「みんなでクチュリエ~1月20日神戸~参加者募集中!」をご覧くださいね。みんなで毛糸とかぎ針を持って、奮闘してみたいと思っています。

まだまだ、かぎ針編みのご質問にはどんどんお答えしていきます。
ご意見、ご要望およせくださいね!

(お願い)
こまかい編み方などについては、作品やアイテムなどによってお返事が違う場合があります。ご質問いただく場合は、コレクション名とグループ番号の入力をできるだけお願いします。できるだけ的確にお答えしたいと思いますので、ご協力ください。