商品のこだわりウラ話し/リネン
こんにちは“ケンタロウ”です。
書店の手づくり本コーナーにも新刊がどんどん出ていたりして、今、気になる素材“リネン”。今日は、この注目の素材について、『クチュリエ』でリネンクロスの商品を担当しているプランナーの“おとめ”に、今おさえておきたいリネンについてのいろいろをレクチャーしてもらいました。手づくり若葉マークの僕が興味があるところを聞いた内容を、Q&A形式でお届けします。
◆Q:ケンタロウ
そもそもリネンってどういう素材なの?
●A:おとめ
リネンは、「フラックス」という亜麻科(あまか)の植物からできる「麻」の一種なんです。ひと口に麻と言ってもいろいろあって、リネンは亜麻(あま)、そのほかに、ラミーは苧麻(ちょま)、ヘンプは大麻(おおあさ)、それからジュート……、麻の仲間には約20種類くらいあるんですよ。昔からヨーロッパでは身につけるものやキッチンまわりの布ものまでリネンが使われていて、丈夫で吸水性がよく、すぐに乾いちゃうのでとっても重宝されていたそうですよ。でも日本の家庭用品品質表示法では、リネンとラミーもどちらも“麻”と表示してもよいことになっているから、リネンとラミーを同じものと思っている方もいらっしゃるようですね。
◆Q:ケンタロウ
そうそう。僕も麻のジャケットとかってすぐシワになるし、リネンってそんなにいいのかな~? って思ってたんだよね。リネンのこと、もっと詳しく教えてっ!
●A:おとめ
リネンを人が使い始めたのはとっても古くて、古代エジプトでも使われていたらしいです。ヨーロッパでもたくさんの人に使われるようになり、その後アメリカ大陸にも渡って、今では絹と並んで高級な天然繊維として世界中で愛用されている素材です。リネンならではの(亜麻色)を生かしたきなり調のものもナチュラルな雰囲気が最近とっても人気ですよね。リネンは「高級で上質」というイメージばかりが先行しているけど、機能性も抜群なんですよ。特に水には強くって、リネンの仲間のラミーなどは消防ホースなどにも使われているんですって!
◆Q:ケンタロウ
でも、そんなに需要があるのにどうして値段が高いの?
●A:おとめ
リネンは綿や、同じ麻でもヘンプやジュートなどよりも緯度が高い地域で育てられ、収穫規模も小さいので、流通する量が限られるためか、ちょっと高めのお値段になっちゃうみたいです。日本でも北海道で少し栽培されているそうですよ。淡い薄紫の花が咲くそうで、写真で見たことがあるけど本当にかわいいの! フラックスは毎年同じ土地で作ると収穫量が減って品質も下がるから、いちど植えた土地には最低5年は植えないようにするそうだからびっくり!
◆Q:ケンタロウ
へぇ~そうなんだ。なぜちょっと高いかってことや優れていることろとか、少しリネンのことがわかった気分がしてきたよ。今、コットンを育ててるけど、今度はフラックスも育ててみようかな!? でも関西は暑いから無理かもしれないね。
●A:おとめ
洗うほど増すリネン特有のシワ感のある風合いや、やわらかい手触り、アイロンをかけたときのぴしっとしたハリ感は、ラミーなどほかの麻にはない魅力なんですよ~。欧州の高級なホテルなどでは、好んでリネンが使われているのもこうした特長からですって。とは言っても、欧米では日常生活でも使われているのがいちばんの魅力ですよね。もっと日本でも暮らしの中にどんどん取り入れて、「高級なリネンクロス」っていうイメージが変わっていってほしいです。去年パリに行ったときに、布問屋街の路地にたくさんのリネンクロスが立てかけてあったのを見て、「あぁ、フランスではリネンが生活に根付いているんだなあ」と実感しました。
◆Q:ケンタロウ
話は尽きないね。長くなってきたのでまた次回に、“おとめ”が今企画しているクチュリエのリネンクロスについて話して! お客さまの「作品ギャラリー」にも『クチュリエ』のリネンクロスを使った作品が寄せられているよね。たくさんのお客さまがリネンクロスを愛用いただいているようなので、そんなみなさんの興味に沿った情報を、ぜひヨロシクね。
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